どうも!
サラリーマン投資家のふみーです。
投資マニア、投資オタク、投資の変態仮面です!

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さて、高配当投資家なら一度は興味を持った経験があるのではないでしょうか?
そう!銀行株です。
銀行は潰れにくい業種なのに高配当なので長期で安心して保有できますよね。
でも銀行株ってたくさんあり過ぎて何選んでいいか分からないですよね?
なので、これからちょこちょこ私が気になった銀行株をブログにまとめていきます!
まずはメガバンクからスタートします。
第一弾は三井住友フィナンシャルグループ(8316)です!
直近の決算内容、配当、優待、財務内容を徹底的に調べ、投資先として魅力的な銘柄なのか調べてみました!
調査結果をまとめると、
配当、優待….◎
☞優待は無いが超高配当!累進配当政策なので安心銘柄!
成長性…△
☞売り上げは伸びているものの、利益を出すのが厳しい環境。
利ザヤ以外でどこまで稼げるか注目!
安定性…〇
☞自己資本比率、キャッシュフロー計算書は問題なし!
収益性…〇
☞ROEは大手3行の中でトップ!効率的な経営が出来ている!
※完全な私見ですが、それぞれの評価をまとめています。(◎、〇、△、×で評価)
総合的に見るとなかなか魅力的な銘柄です!
内容を詳しく知りたい方は以下読み進めて下さいね。

それでは行ってみましょう!
目次
三井住友フィナンシャルグループってどんな会社なの

有名企業がずらりと並んでいますね。
三井住友フィナンシャルグループの直近の決算は?
それでは直近の決算内容を見ていきましょう!
出所 三井住友フィナンシャルグループ 決算短信
経常収益は前期から△7.3%の5兆3,143億円、経常利益は△17.9%の9,320億円となり、
減収・減益という結果です。

経常利益の落ち込みが半端ないですね…
もう少し詳しく見ていきましょう!
出所 三井住友フィナンシャルグループ 決算資料
連結業務純益が前期に比べて1,072億円のマイナスとなっていますが、
この要因はグループ再編により前期から△610億円、新型コロナウィルスの影響により△500億円のマイナス計上ですので、一過性のものとも考えられます。
これを差し引けば今期の業績は前期からほぼ横ばいと言えるでしょう。
経常利益はどうでしょうか?
新型コロナウィルスの影響から与信関係費用の増加、株式の減損による株式等損益の減少にも繋がっており、経常利益は、前年比約▲2,000億円の減益となりました。
この影響が大きいですね!
悪い話だけでなくいい話もあります。
三井住友フィナンシャルグループは中計で株主純利益を7,000億円を目標に掲げていましたが、
ボトムラインの税コストが大幅に改善し、7,039億円と見事に達成しましたね!

メガバンクの意地を見せてくれましたね!
三井住友フィナンシャルグループの2020年度方針をチェック!
出所 三井住友フィナンシャルグループ 決算資料
新型コロナウィルスの影響を見込んで、連結業務純益、純利益共に減益の予想です。

減益予想ですが業績の見通しを出してくれているのは好印象ですね。
出所 三井住友フィナンシャルグループ 決算資料
気になる配当方針ですが、ポイントは、『累進配当』、『配当性向40%』、『自社株買い』ですね。

株主還元に積極的な企業ですね!

やばい。株欲しい欲しい病が出てきたー。
三井住友フィナンシャルグループの株主優待は?
三井住友フィナンシャルグループはなんと、なんと、なんと…
株主優待は実施していません。(笑)

銀行株で株主優待実施している企業ってあまり聞いたことないな…
成長性
三井住友フィナンシャルグループの過去の売上高と経常利益を見ていきましょう!
売上高
2007年から見ると年々売上高が上昇しており2017年には5兆円の大台を突破しました!
着実に成長している状態だと言えそうです。
経常利益
経常利益は2014年の1兆4千万をピークに減少傾向です。
日銀のマイナス金利政策の影響で本業の利ザヤが縮小傾向にあり、
銀行業界にとっては厳しい状況が続いていますね!
以上、売上高は着々と伸びているものの、経常利益は苦戦が続いており、成長が続いている銘柄とは言い難いです。
本業の利ザヤ収入以外でいかに稼げるかがカギとなりそうです!
安全性
次に企業としての安定性を財務指標で見ていきます。
自己資本比率
自己資本比率
返済不要の自己資本が総資本に対して何%あるのか図る指標。
自己資本比率が高ければ安定、低ければ不安定な経営をしていると言える。
自己資本÷総資本×100
三井住友フィナンシャルグループの自己資本比率は16.37%。
競合他社の三菱UFJ(12.23%)、みずほ銀行(12.76%)です。
これを見ると三井住友フィナンシャルグループの16.37%は全く問題ない水準と言えますね!
続いてキャッシュフローの流れを見ていきましょう!
キャッシュフロー表
現金の増減とその理由を示す役割があり、現金の流れが把握できる財務諸表である。
大きく営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー、現金の項目で構成されている。
企業分析を行う際は必ずキャッシュフロー計算書も見るようにしています。
例えば営業キャッシュフローがマイナスであれば、本業で稼げなくなっている証拠です。
そこが読み取れれば、なぜ営業キャッシュフローがマイナスになっているのかを確認するため、
注意深く決算書を読むことができますね!
ちなみに三井住友フィナンシャルグループの営業キャッシュフローは2017年から直近まで毎年プラスとなっておりこの点においては問題ありません。

異常値があれば要チェック。
以上、自己資本比率、キャッシュフロー計算書を見る限り、三井住友フィナンシャルグループの経営体質は盤石と言えますね!
収益性
代表的なROEという指標で見ていきます。
ROE(自己資本利益率)
自己資本をいかに効率気に運用して利益を出したか図る指標。
一般的には10%~20%が優良企業とされている。
当期純利益÷自己資本×100
三井住友フィナンシャルグループのROEは6.55%という数値になっています。
こちらも同業他社と比較してみましょう。
三菱UFJ(3.28%)、みずほ(5.18%)よりも高い数値となっています。
よって三井住友は大手3行の中で最も効率的に経営が出来ていると言えそうです!
まとめ
本日は三井住友フィナンシャルグループの2019年度の決算内容、配当、優待、財務諸表をから投資先として魅力的な銘柄なのか調べてみました!
完全な私見ですが、それぞれの評価を以下にまとめさせていただきます。(◎、〇、△、×で評価)
配当、優待….◎
☞優待は無いが超高配当!累進配当政策なので安心銘柄!
成長性…△
☞売り上げは伸びているものの、利益を出すのが厳しい環境。
利ザヤ以外でどこまで稼げるか注目!
安定性…〇
☞自己資本比率、キャッシュフロー計算書は問題なし!
収益性…〇
☞ROEは大手3行の中でトップ!効率的な経営が出来ている!
総合的に見るとなかなか魅力的な銘柄です!

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